性的マイノリティーの権利守る新条例施行 東京 国立

性的マイノリティーの権利守る新条例施行 東京 国立
LGBT=性的マイノリティーの人を守るための新しい条例の施行です。好きになる性別などについて、本人が望んでいないのに、勝手に公表することを禁じる条例が1日、東京・国立市で施行されました。背景には、国立市の学生がゲイであることが周囲に広まり、その後、自殺したことなどがあり、LGBTの当事者団体では「諸外国でも例がないと思われる画期的な条例だ」と話しています。
この条例では、好きになる相手の性別・「性的指向」や、性別についての認識・「性自認」などを公表するかどうかは、個人の権利だとしていて、本人の意思に反して周囲に公表することや、公表を強制すること、また逆に公表しないよう強制することも禁じています。条例ができた背景には、3年前、国立市にある一橋大学の大学院生がゲイであることが周囲に広まり、その後、自殺したことなどがあります。国立市は「公表してもしなくても、ありのままの自分で生活できるまちづくりを進めていきたい」と話しています。

LGBT法連合会の増原裕子事務局長代理は「諸外国を見ても例がないと思われる画期的な条例です。LGBTの人たちが安心して暮らすには、公表するかどうかの権利が守られることが大切で、ほかの自治体の条例や国の法整備にも盛り込まれるようになってほしい」と話しています。