【動画あり】「何やってんの福岡市」筋トレで市長選PR シュールな動画が話題、賛否も

 18日投開票の福岡市長選を若い世代にPRしようと、市選挙管理委員会が「投票前トレーニング」という奇抜な啓発動画をインターネットで公開している。投票日が書かれた白いタンクトップ姿の筋骨隆々の男性が、トレーニングに励むというシュールな内容。1本目の動画がツイッター上で10万回以上視聴されており、「すっごく選挙に行きたくなった」「何やってんの福岡市(笑)」「税金余ってる訳じゃない」など賛否両論があり、とにかく話題にはなっている。

 市選管によると、前回や前々回の市長選では、20代の投票率は全世代平均の約半分というデータがある。若者向けにツイッターの動画で啓発する案を公募。選挙との関係はないが、インパクトの強さで動画を拡散してもらうことを期待して「筋トレ」案を選んだ。

 動画には筋肉パフォーマンスチーム「ALL OUT(オールアウト)」の小原明人代表(33)=福岡市=が出演。「投票所に行くための足腰を鍛える」「投票用紙を美しく受け取るために背中を鍛える」などテーマ別に3本の動画を作成し、市広報戦略室のツイッターや無料通信アプリ「LINE」のアカウント、専用のホームページなどで公開した。3本目は10日公開予定だったが、反響の大きさに市選管は前倒しで9日に公開した。

 動画やホームページの制作費は約150万円。ネット上には「投票とのこじつけ感がちょっと好き」「(立候補者2人の)共通点が『筋トレやってる』というミラクル」と肯定的な意見が多いが、「有権者が投票に行くかは別」といった声もある。市選管は「動画をきっかけに市長選について広く知ってもらえたことは良かったが、厳しい意見もあったことは受け止めたい」としている。

=2018/11/09 西日本新聞=

動画が3本とも見られる、市選管の特設サイトはこちら