全国の工芸品 美の競演 輪島漆芸美術館

全国の重要無形文化財保持団体が手掛けた工芸品が並んだ会場=輪島市の県輪島漆芸美術館で

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 卓越した技術が光る全国の工芸品が並ぶ作品展「重要無形文化財保持団体秀作展 日本の伝統美と技の世界」が十日、輪島市の県輪島漆芸美術館で始まった。入場無料。十二月十日までで、会期中は無休。(関俊彦)

 地元の伝統漆器「輪島塗」をはじめ、色鍋島(佐賀県)や小鹿田(おんた)焼(大分県)などの陶磁器、久留米絣(くるめがすり)(福岡県)や宮古上布(沖縄県)などの織物など二十二市町村の十四団体による作品六十五点が並ぶ。輪島塗や伊勢型紙(三重県)など一部の工芸品に触れられるコーナーもあるほか、各工芸品の歴史や制作工程が分かるパネルも並べている。

 全国重要無形文化財保持団体協議会などが主催。市の担当者は「国の認めた最高峰の技術を駆使した逸品ばかり。それぞれの団体の伝統の技術も見てほしい」と魅力を語っている。

 作品展は、二十〜二十六日には、金沢市のしいのき迎賓館でも開催する。

 韓国や中国、タイなどアジア各国の漆器を展示した企画展「アジアの漆芸」も十日から輪島漆芸美術館で始まった。来年一月十四日までで、企画展には入館料が必要。