宇宙からの回収カプセル、着水確認 JAXA

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日、国際宇宙ステーションから実験試料を入れて放出した小型回収カプセルを、太平洋の南鳥島近海に着水させた。ステーションで作製した試料を、日本が自らの手で持ち帰るのは初めてとなる。



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カプセルのイメージ(JAXA提供)

カプセルは大気圏再突入の際の高温に耐える設計で、パラシュートや噴射装置で落下の速度や場所を制御する仕組み。直径約84センチ、高さ約66センチの末広がりをした円筒形。同日船で回収、13日に南鳥島で中の試料を航空機に移してJAXAの筑波宇宙センター(茨城県つくば市)に運ぶ計画だ。

中身は宇宙の無重力環境で結晶化させたタンパク質。2週間ほどかけて、無事だったかどうかを確認する。

カプセルは9月、新型のリチウムイオン電池などの物資を運んだ日本の無人補給機「こうのとり」7号機とともにステーションに運んだ。試料を入れ、8日にステーションを出発した。〔共同〕