川崎F家長昭博が攻撃陣けん引、最長2565分出場

C大阪対川崎F 後半、PKを決める川崎F・MF家長。後方は中村(撮影・山崎安昭)

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川崎フロンターレMF家長昭博(32)はエース小林が不在の一戦で終盤のPKを任され、きっちり決めた。“空砲”でも「優勝はみんなの力。期待に応えられてうれしい」と連覇を喜んだ。
移籍1年目の昨季序盤はけがに苦しんだが、今季は32試合中、欠場は2試合。年間を通して攻撃をけん引した。一昨年のMF中村、昨年のFW小林と2年連続で川崎Fから選出されているリーグMVPへの意識を問われると「僕が決めれたら、いつも僕をMVPにしますけど」と笑わせ「そこは重要じゃないですし、一番大事なのは優勝できたこと」と目尻を下げた。
国内外6クラブを渡り歩き、30歳で選択した新天地で連覇を経験した。かつて「僕自身、移籍すること自体、自分の居心地がいい場所から出たかったというのもある」と明かしたことがある。「いろんな問題が生じますけど、それを求めてきたし、それでまた成長できてると思う」と覚悟の上で過酷な状況に身を置き進化を遂げている。
今季の出場時間は攻撃陣最長の2565分で、中盤のパス回しには欠かせない存在だ。「足りない部分はいっぱいあると思うし、30歳を越えてもまだまだサッカー選手として成長できるというのは感じている」。32歳、熟練のテクニシャンが躍進の原動力となっている。