米カリフォルニア州で山火事十数カ所 25人が死亡

 【ロサンゼルス=住井亨介】米西部カリフォルニア州で10日までに、大規模な山火事が十数カ所で発生し、計25人が死亡した。米メディアが伝えた。このうち、サンフランシスコ北方のビュート郡の山火事では23人の死者が出ており、同州で過去3番目の被害となっている。

 同郡の山火事では約6700棟が焼け、約5万2千人が避難している。強風にあおられて425平方キロを焼失し、これまでに約20%が鎮火した。

 ロサンゼルス近くのベンチュラ郡などでも2つの山火事が発生しており、2人が死亡。283平方キロを焼失し、25万人が避難している。

 同州のニューソム知事代行は非常事態を宣言し、トランプ大統領は連邦緊急事態管理庁(FEMA)に対策を指示した。

 地元テレビなどによると、ロサンゼルス近郊の山火事は高級住宅地のある海岸部マリブにも迫り、歌手のレディ・ガガさんや女優のアリッサ・ミラノさんらが自宅から避難したという。

 カリフォルニア州など米西海岸では、空気が乾燥する毎年この時期に大規模な山火事が発生しやすい。