藤山扇治郎と結婚の北翔海莉、藤山直美とはメル友

昭和を代表する喜劇役者藤山寛美さん(享年60)の孫で、松竹新喜劇で活躍する俳優藤山扇治郎(31)と、元宝塚歌劇団星組トップスター北翔海莉(ほくしょう・かいり=37)が10日、結婚した。この日、報道各社に直筆の連名ファクスで喜びの報告を送った。

今年5月、ともに主演した舞台「蘭〜緒方洪庵 浪華の事件帳〜」が出会いの場となった。大衆演劇好きな北翔はもともと、扇治郎の伯母で女優藤山直美(59)と親交があり、メル友だった。当時直美は乳がん闘病中で、2人の共演を知り喜んだという。扇治郎も公演前の4月の取材会で「それで元気になったんでしょうか? 本当にいいご縁」と発言。2人の出会いは必然だった。

9月に行われた北翔の舞台を扇治郎が訪れていたとの目撃情報もあり、舞台での共演後に、順調に交際を育んでいたようだ。

報道各社に向けたファクスでは、扇治郎は「彼女の心のきれいさ、人に対する思いやり、温かな優しさに心奪われ、自分が忘れかけていたことを気づかせてくれました。繊細な感情の持ち主の彼女を一生かけて守りたいと思いました」と決意のコメント。北翔は「言葉や理屈ではなく、しっくりとくる安心感があり、彼となら喜びも痛みも分かち合い、どんな山でも登っていけると思いました」とつづった。

また、直美も「このたびはおめでとうございます。体に気をつけておふたりで温かい家庭を育んでください」と祝福のメッセージを寄せた。

扇治郎はNHK連続テレビ小説「まんぷく」にヒロインの職場の同僚役で出演するなど、活躍の幅を広げている。人生の伴侶を得て、俳優業にもますます磨きがかかりそうだ。

◆藤山扇治郎(ふじやま・せんじろう)1987年(昭62)1月21日、京都府生まれ。父は小唄白扇流の家元、祖父は藤山寛美さん、伯母は藤山直美。93年8月歌舞伎座公演「怪談乳房榎」で初舞台を踏み、以来名子役として活躍。09年に関大卒業後、上京し劇団青年座研究所へ入所。13年に松竹新喜劇に入団。近年は山田洋次監督作品「家族はつらいよ」シリーズやNHK時代劇、朝ドラなどにも活躍の幅を広げている。163センチ、血液型A。

◆北翔海莉(ほくしょう・かいり)1981年(昭56)3月19日、千葉県生まれ。98年宝塚歌劇団入団。宙組「シトラスの風」で初舞台。99年に月組配属となり、03年「シニョール・ドンファン」で新人公演初主演を飾った。06年に宙組へ組替え、12年には専科へ異動。15年に星組へ異動し「大海賊/Amourそれは…」でトップスターに就任した。16年に退団後は、ミュージカルなどで活躍している。