超特急「8号車のことを僕ら6人が大切に思ってる気持ちは、絶対に全員の胸の中にあるもの」

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11月14日に約2年ぶりとなるオリジナル・アルバム「GOLDEN EPOCH」をリリースする超特急。シングル表題曲4曲と新録曲7曲に加え、ユースケが作詞・作曲によるファンへの思いをストレートに表現した新曲「8号車との歌」(通常盤収録)や、FC盤A、Bにはメンバーが二手に分かれて結成したユニットの楽曲をそれぞれ収録するなど、聞き応えたっぷりの作品に仕上がっている。超特急の〝黄金期〟の幕開けとも言える今作について、メンバーに語ってもらった。

■ 超特急としてのカッコよさのステータスがググッと上がったアルバム(リョウガ)

――ニューアルバム「GOLDEN EPOCH」の手応えはいかがですか?

リョウガ:今回は初回限定盤、通常盤、FC盤AとB、WIZY限定盤と、たくさんの種類で出させていただくんですけど、例えば通常盤のイメージで言えば、〝クール〟とか〝大人っぽい〟といった印象を持たれる方が多いと思います。でも、FC盤には僕らがユニットに分かれて作った曲が入っていたり、初回限定盤には昨年のアリーナツアーに向けてユースケが初めて作詞した「超特急です!!!!!!!!」がアルバムバージョンで入っていたり、本当にいろんな世界が広がっていて。もちろん無理にとは言わないんですけど、願わくはどの盤も手に取ってもらいたい(笑)。僕ら自身、超特急としてのカッコよさのステータスがググッと上がったように思いますね。

――今作にはさまざまなタイプの楽曲が収録されていて歌うのも大変だったと思うのですが、レコーディングはいかがでしたか?

タカシ:本当、すごくすてきな楽曲ばかりなんです。なので、レコーディングに関しては、それこそ曲がいいのに自分の表現や歌声でダメにしちゃうのは絶対にいけないと思って、個人的に悩むこともたくさんありました。でも、それも全部、もっと良くしたい、もっとああいうふうにしていきたいっていうような、クオリティーをより一層高めるための前向きなもの。全ての曲にめちゃくちゃ想いを込められるアルバムになりました。

――思いを込めるという点では、ユースケくんが作詞・作曲を手掛けた「8号車との歌」は、そのタイトルからもみなさんの思いが詰まっているように感じます。8号車は超特急のファンの方々の総称ですが、タイトルや歌詞に登場するのはこの曲が初めてなんですよね。

ユースケ:そうなんです。(昨年作詞を担当した)「超特急です!!!!!!!!」に続き、またやらせていただけるのがすごくうれしくて。自分の中でいっぱい考えて出てきたのが、8号車のことでした。

ユーキ:タカシ、泣いてたよね。

タカシ:そうなんです。デモを聴いたら、めちゃくちゃいい曲すぎて感動して…。冗談抜きで、この曲を歌わせてもらえることがありがたいなと思ったんです。

ユーキ:分かる、その気持ち。

ユースケ:おまえら…(照)。本当は、言わなくても分かるんですよ。8号車のことを僕ら6人が大切に思ってる気持ちは、絶対に全員の胸の中にあるものだから。でも、この曲では、僕らは絶対夢を諦めないし、8号車もメンバーだから誰一人欠けてはならないよっていう想いを、あらてめて歌で伝えたくて。1曲くらい、8号車って入ってる歌詞があってもいいんじゃないかなと思ったんですよね。通常盤にもかかわらず、僕たちと8号車しか分からないような楽曲を作らせていただきました(笑)。

タカシ:デモを聴いて以来、レコーディングまでワクワクが止まらなかったです(笑)。

■ 本気で歌うと、めっちゃお腹空くんだなって気付いた(笑)(タクヤ)

――レコーディングと言えば、以前の取材でタクヤくんがダンサーの自分たちにはあまり関係ないとおっしゃっていた記憶があるんですけど…(笑)。

カイ:あはは! 冷たい奴だな~(笑)。

リョウガ:何て奴だ!(笑)

タクヤ:ひどいっすね(苦笑)。

タカシ:今はめちゃくちゃ関係あるよね。僕とほぼほぼ同じくらい(レコーディングスタジオに)通ってるんじゃない?

カイ:タカシの方がちょっと多く通ってるくらい(笑)。

リョウガ:これまでもコーラス録りで行ったりはしてましたけど、今回は僕らも結構ガッツリ歌ってる楽曲があるんですよ。

タクヤ:それで今回気付いたことがあるんですよ。お腹から声を出して本気で歌うと、めっちゃお腹空くんだなって(笑)。みんな感じなかった?

ユーキ:感じた、感じた。

タクヤ:特にタカシとユースケと僕で組んだユニットの座・武士道の方は、割とと3人均等に歌ってるんですね。で、タカシは別として、やっぱりダンサーの僕たちが一発でOKなんてことは基本的にあり得ないので(笑)、よりいいものを作るために何回も歌ったんです。そしたら、すごいお腹が空いて…。でも、レコーディングの前に3人でご飯食べてるんですよ(笑)。それなのにお腹が空くから、タカシは毎回これを感じてるのかなって。これは新しい発見でしたね。

カイ:歌うのって、エネルギー使ってるんだなって?

タクヤ:そうそう。やっぱりタカシもお腹空くの?

タカシ:めっちゃ空く! レコーディングの後は、ラーメン食べて、チャーハン食べて。しかも半分じゃなくて、両方ガチの1人前だよ(笑)。

■ 今回のダンスは、僕らの思いを伝えて振り付け師さんと一緒に作ってます(ユーキ)

――とはいえ、今作にはいろんなタイプの楽曲があるので、ダンスのジャンルも変わってくるんじゃないかと思うのですが、いかがですか?

ユーキ:そうですね。今回収録されてる楽曲のダンスは、振付師さんと共作するものが多いんです。それも、僕らの思いを伝えて、一緒に作るっていう。それに、振り付けの先生もいろんな方がいるんです。例えばヒップホップと言っても奥が深くて、メリハリのあるジャズヒップホップだったり、ニュースクールってジャンルのヒップホップだったり、パーティダンステイストが入ってたり。そういう意味では、まだ全部はできてないものの、すでにいろんなタイプの振り付けができてます。

――こういうダンスを踊りたいっていう、ダンスの種類から楽曲が生まれることもあるんですか?

カイ:今回は結構そういうのに近いかも。完成した曲に振りを付けるのもそうだけど、逆に、超特急にこういうダンスが欲しいっていう僕らの意見が形になった曲もあるよね。

ユーキ:「霖雨」とかのバラード曲なんかがまさにそうですね。何か、僕の中では冬と言えばバラードっていうのがちょっとあって。すでにある「Snow break」っていうのとはまた別の、新しい曲がほしいと言って作ってもらいました。

タカシ:確かに僕らの曲にザ・バラードっていうのは少ないね。

カイ:「Snow break」も、どちらかと言うとミドルに近いし。

ユーキ:あとは、みんなで一緒に楽しめる曲がほしいってところで、今度のツアーのテーマ曲である「Time of GOLD」があったり。この曲はすごい華やかなイメージがあって、ライブでもきっとみんなで楽しめると思う。

タカシ:♪タータタータタ……(振り付けしながら急に歌い出す)。

リョウガ:どうした!?

カイ:急に振りを思い出した?

リョウガ:あまり時間がないんだから! 次の質問行くよ(笑)。

■ ファン投票ではミラクルが起きて、完全な同票になってくれたらいいな(笑)(カイ)

――そして、FC盤ではシャッフルユニットを結成。FC盤Aには、カイくん、リョウガくん、ユーキくんによる「シーサー☆ボーイズ」が、FC盤Bにはタクヤくん、ユースケくん、タカシくんによる「座・武士道」の楽曲が収録されています。シーサー☆ボーイズは沖縄民謡がモチーフになっていて、座・武士道のテーマはザ・歌謡曲なんだとか。

ユーキ:みんなが注目してますよね(笑)、今回のユニット曲。

リョウガ:(リーダー然として)シーサー☆ボーイズです!

タカシ:(同じくリーダー然として)座・武士道です!

タクヤ:この話になるとリョウガはいつも謎のキャラが入るんだよな(笑)。

カイ:うちらはシーサー☆ボーイズのポーズもあるから。そっちにはある?

リョウガ:ないだろ?

カイ:うちらはこれだよな。せーの…

リョウガ:どうも。俺たち…

リョウガ・カイ・ユーキ:(ポーズを決めながら)シーサー☆ボーイズです!

タクヤ:…それ、文字だと伝わらないんだよな~。〝(息ぴったり)〟って書いといてください(笑)

――制作は各チームのメンバーがアイデアを出し合って作ったそうですが、やってみていかがでしたか?

ユーキ:めちゃくちゃ楽しかったですよ。うちらはリーダーのリョウガが歌詞を書いたんですけど、リョウガならではの世界観と、それに沿った振り付けをして。MVも面白く仕上がったと思います。

カイ:制作中は僕らも相手チームの動きを全く見ないようにしてたんですよ。スタジオとかで曲を流すってときも、相手のが聴こえないように耳を手で塞いだりして(笑)。

タクヤ:何かそういうのがあるんだよね。リョウガに歌詞できたなら見せてって言ったときも、絶対無理!!って言われて。僕らのも聴かせるよと言っても、いい!いい!いい!って頑なに拒否された(笑)。

リョウガ:だって敵だぜ? 俺たち。

――しかも、ファン投票で負けたチームは曲を封印されちゃいますもんね。

リョウガ:僕ら、背負ってるものが違うんですよ。

ユーキ:琉球背負ってるんで!

カイ:この曲は僕ら、沖縄が〝初開通〟(沖縄でライブを行うこと)したときにやりたいなっていう。

タクヤ:じゃあ、初開通で沖縄行けますってなったとき、こっち(座・武士道)の3人は何してればいいの?

カイ:シーサー☆ボーイズは(超特急のライブの)オープニングアクトで出るから……座・武士道の3人はステージの端っこにいてもらえれば(笑)。

タカシ:え、そのためだけにあの格好するの!?(笑)

ユースケ:今、正直ちょっと面白そうって思っちゃった(笑)。

ユーキ:みんなも見たいと思うよ、あのちょんまげ姿。

カイ:僕たちも見たいし。

タカシ:それは僕らも同じ。勝ちたい、けど、酷な戦いでもあるよね。でも、勝負負けたら曲が封印されてしまう以上、ここは僕らも絶対に勝ちたいと思ってます。

カイ:うちのリーダーが見てるぜ。

(リョウガが座・武士道のリーダーのタカシをガン見)

タクヤ:だから、何なんだよ、そのキャラ(笑)。

ユースケ:僕ら〝ツンデレチビ王子〟は負けてられない!

ユーキ:チビ王子って……弱そう(笑)。

ユースケ:そう言えば、僕らの歌詞を見せたら、ユーキにめっちゃ笑われたよね(笑)。

タカシ:分かりやすいやろ?(笑)

カイ:歌謡曲なのにお侍って。どういう状況!?って思ったよ(笑)。でも、相手チームのビジュアルを見たら、(自分たちが)勝ちたいけど、どっちも負けてほしくないって思っちゃって…。僕たちが曲を披露したい気持ちはある一方、やっぱり座・武士道のも見てみたいんですよ。それが心の中でせめぎ合ってます(笑)。

ユーキ:どっちも強いと思うよ。

ユースケ:でもさ、沖縄の8号車は自然とそっちに入れるよね、きっと。

タクヤ:まあ、そういうハンデがあるっていうくらいがちょうどいいんですよ(笑)。

カイ:うちらのMVは自信作だけど、そっちはそんなことないの?

タクヤ:僕らのはね…ほっこりするかな。

ユーキ:って言ってる方に負けたくないですよね(笑)。

タクヤ:8号車のみんながママ目線とか、そういう感じの目線になりそう(笑)。

ユースケ:ポカンとするかもね(笑)。親子8号車で見る感じ?

タカシ:家族団らんって感じ(笑)。

ユーキ:マジで謎(笑)。

カイ:ファン投票ではミラクルが起きて、完全な同票になってくれたらいいな(笑)。(ザテレビジョン)

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