迷いジンベエザメ、救出ならず 淡水で弱り死ぬ 鳥取

 鳥取県琴浦町箆津(のつ)の勝田川河口付近で10日に見つかったジンベエザメ1匹は11日午前、死亡が確認された。淡水で弱り、尾びれの傷が致命傷になったとみられる。

 県職員が11日午前5時15分ごろ、河口付近の岸から1、2メートル離れた水中に沈んでいるジンベエザメを確認。胸びれなどが動かず、つつくなどしても反応がなかった。午前6時半すぎにロープをかけて川岸に引き揚げて死亡を確認した。体長5メートル、頭の幅が1・15メートル、胸びれが1メートルあるオスだった。今後埋設する予定。アゴの骨は採取して博物館などで展示することも考えているという。

 県などは10日、河口付近でジンベエザメを発見し、沖に戻そうとしたが、日が暮れたため作業をいったん中止。11日早朝から作業を再開する予定だった。(長崎緑子)