65号車LEON、逆転タイトルに向け油断なし「自分たちのスタイルやりきる」

 ツインリンクもてぎでついに最終戦を迎えた2018シーズンのスーパーGT。逆転でのGT300クラスチャンピオンに向け、予選2番手と好位置につけた#65 LEON CVSTOS AMGだが、ドライバーの黒澤治樹と蒲生尚弥は、チームのスタイル通り自分たちにやれることをしっかりとやるだけだと話した。

 今季これまで表彰台獲得がない65号車だが、ここまで全戦でポイントを獲得する安定感をみせ、ランキング2位で最終戦もてぎを迎えた。しかしポイントリーダーである#55 ARTA BMW M6 GT3とは12ポイント差とギャップは大きく、逆転でチャンピオンを獲得するためには、最終戦を2位以上で終える必要がある。

 それでも、予選Q1を黒澤が11番手で突破すると、Q2を担当した蒲生は従来のコースレコード(1分46秒076)を更新する1分46秒008をマークした。#88 マネパ ランボルギーニ GT3がさらに0.097秒速いタイムを記録したため、ポールポジション獲得こそならなかったが、まずは決勝に向けてフロントロウを確保した。

 予選の結果に対し、黒澤は「今のところは順調に来ているので、あとは決勝をきっちり走り切ることができれば、自分たちのスタイルは守れるかなと思います」とコメント。

 蒲生も「今のところチームもドライバーもノーミスで来れています。予選だけを見てクルマをセッティングしたり、タイヤを選択したりしているわけではないので、決勝もきっとうまくいってくれると思います」と、手応えは十分ある様子だった。

 #55 ARTA BMW M6 GT3が予選10番手に沈んでいることは65号車にとっては好材料。仮にこのままの順位でレースを終えた場合、65号車が逆転で王者となる。

 しかし前戦オートポリスでは、55号車が予選22番手から4位を獲得しているだけに、黒澤は全く油断しておらず「向こうも向こうで色々作戦はあると思うし、前回のオートポリスは後ろから上がってきています。それだけの力はあると思うのでまだ全然分からないです」と語った。

 蒲生も、まずはしっかりと自分たちがやるべき仕事をこなすだけだと、決勝に向けて意気込みを語った。

「結構ポイントも離れているし、向こうの順位次第という条件です。自分たちではどうすることもできないので、少しでも多くのポイントを獲れるようにしたいです」

「明日がどうなるかは分からないですけど、今日までみんなで準備してきたことがうまくいっていると思うので、明日は最終ラップまで気を抜かずに一生懸命走るだけです」