【阪神JF】大西はプールヴィルで一獲千金!!

 圧巻の内容でデビュー2連勝中のグランアレグリアは、次週の朝日杯FSに参戦する。これで1強ムードが漂っていた2歳女王争いは一気に混戦模様に。馬単6万2100円などを的中し、競馬記者として初めて10万円超えの馬券プレゼントに成功した12年に質が近い一戦とみる。当時と同様、前評判に惑わされず、レースぶりと調教の動き、取材の感触に従って本命を決めた。

 ◎プールヴィルで勝負だ。直線で行き場を失う場面があった新馬戦こそ4着に敗れたが、その後はきっちりと連勝。好位で運べるセンスの良さを持ち、エンジンがかかってからの脚には、小柄な馬体を感じさせないバネと力強さがある。浅井助手が「ギアが入って加速してからグッと来る。操縦性も高く、どんな競馬でもできる」と話す持ち味は、多頭数の混戦でさらに生きる。

 母ケンホープはマイルで活躍したが、父ルアーヴルは09年仏ダービー・ジョッケクルブ賞をVと、血統的に距離延長は不問。「マイルなら全く問題ない。これまでも番組的に千四を使ってきただけ」と不安視していない。

 中間の状態も申し分ない。栗東坂路の1週前の追い切りで、自己ベストの4F51秒3を計時。最終リハも馬なりで4F52秒1を刻み、楽々と僚馬に先着した。丹念に乗り込んだが、事前発表馬体重は前走比14キロ増の430キロ。「カイ食いも落ちないし、具合はいい。1週前も無理はしていないし、今週も馬なり。人気はないけど、一発はある」と力強い。

 2枠3番と内目の好枠を引き当て、庄野師も「うまくゲートさえ出られたら、ロスなく、ソツなく競馬ができそう。本当、楽しみになってきたよ」と声が弾む。追い風が吹いてきた。6年前、「ガリバー炎の10番勝負」で回収率240%超えを確定し、私を男にしてくれたG1。同じ鞍上・秋山Jの手綱で、再び大きな夢を追う。