ボカファン数百人から殺害予告、リーベル会長が明かす

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2018年12月8日 11:04 発信地:マドリード/スペイン

南米サッカー連盟(CONMEBOL)本部のあるパラグアイの首都アスンシオン近郊のホテルに到着するリーベル・プレートのロドルフォ・ドノフリオ会長(2018年11月27日撮影、資料写真)。(c)Norberto DUARTE / AFP

【12月8日 AFP】アルゼンチン1部リーグ、リーベル・プレート()のロドルフォ・ドノフリオ()会長は7日、宿敵であるボカ・ジュニアーズ()との間で緊張が高まる中で、ボカのファン数百人から殺害の脅迫を受けていることを明らかにした。

 リーグの宿敵同士であるリーベルとボカのリベルタドーレス杯()決勝第2戦は、先月の試合前にボカのチームバスがリーベルのファンに襲撃されたことを受け、スペイン1部リーグのレアル・マドリード()の本拠地サンチャゴ・ベルナベウ()に場所を移して今月9日に行われることになっている。

 大会を主催する南米サッカー連盟()は、ファンがさらに暴徒化することが懸念される中で、会場をアルゼンチンからスペインに変更した。

 自身のクラブのファンからも厳しい視線にさらされているドノフリオ会長は、すでにボカのファンから殺害の脅迫を受けていることを明かしており、スペインの日刊紙パイス()で「十分な安全確保が必要だ」「私が通りに出て、もう本拠地での試合は観戦したくないと話せば、リーベルのウルトラス(過激なサポーター集団)は、私や妻と娘、そして家族全員に殺害の脅迫文を送ってくるだろう」と述べた。「すでに、そういうことが起きている。私を殺すと言うボカファンが200~250人いる」

 ボカとリーベルの伝統の一戦は、南米の欧州チャンピオンズリーグ()と言われるリベルタドーレス杯の決勝で初めて実現することになり、期待が大いに高まっていた。しかし、南米クラブの頂点を決める大会が海外のスペインで行われることになり、せっかくの機会が台無しになったと受け取られている。

 CONMEBOLのアレハンドロ・ドミンゲス()会長が、今回の状況について「恥ずべきこと」であり「不名誉なこと」と話した一方で、ドノフリオ会長も「恥として記憶されることになるだろう」「アルゼンチンサッカーにとって、とてつもなく大きな恥だ」と強調した。

 ボカのホームで両クラブが2-2で引き分けた第1戦では、アウェーファンの観戦が禁止されており、リーベルの本拠地エスタディオ・モヌメンタル()で行われるはずだった第2戦では、リーベルが同様の恩恵を受けるはずだった。しかし、サンチャゴ・ベルナベウでは、両クラブのサポーターに対して均等に2万5000枚ずつのチケットが割り当てられている。(c)AFP

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