岡崎体育:「まんぷく」演出も驚いた強メンタル 衣装はマッカーサー風も仕上がりは「紅の豚」

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NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に日系人兵士チャーリー・タナカ役で出演している岡崎体育さん (C)NHK

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 安藤サクラさん主演のNHK連続テレビ小説「まんぷく」で、日系人の兵士チャーリー・タナカを演じているシンガー・ソングライターの岡崎体育さん。3日から始まった第10週「私は武士の娘の娘!」から登場し、ドラマ初出演ながら、その独特の“ふてぶてしさ”で視聴者に強烈な印象を与えている。同週の演出を担当した保坂慶太さんは、岡崎さんについて「ドラマ現場はアウェーで緊張してもおかしくないのに、期待通りの強いメンタルで安心しました」と明かす。保坂さんが撮影時の岡崎さんの様子を語った。

 チャーリー・タナカは、進駐軍に逮捕された萬平や世良(桐谷健太さん)、会社の仲間たちが収監された雑居房で、動向や発言を見張る監視役のMP(軍警察)。カリフォルニア生まれの日系人だが、大阪なまりの日本語を話し、自らの境遇に屈折した思いを抱えているが、萬平たちの言葉や考えに触れるうち、徐々に心情に変化が生まれ……という役どころだ。

 保坂さんによると、チャーリー・タナカは「白人ワナビー(憧れる人・なりたがる人)」とのことで、衣装として「マッカーサー風のティアドロップサングラスとコーンパイプを用意」したという。

 しかし、衣装合わせで実際にかけてもらったところ、岡崎さんは人気アニメ「紅の豚」のポルコ・ロッソそっくりに……。あるスタッフが笑うと、岡崎さんは「俺は役者だぞ! 失礼だろ!」とすかざす突っ込み。スタッフ全員が爆笑したという。

 劇中で披露している流ちょうな英語は、本番前の最後の1日で「相当自分を追い込んで」習得したという。撮影現場でもセッティングの最中は一人でブツブツつぶやきながらずっと練習していたといい、英語指導の先生も驚くほど短期間で上達した。保坂さんも「岡崎さんのプロフェッショナルな姿勢と集中力を垣間見ました」といい、「コメディリリーフでありながら日系2世の悲哀も感じる難しい役どころでしたが、想像以上の熱演で、チャーリー・タナカの繊細な心情を表現してくださった」と感謝していた。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで、大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家、安藤百福(ももふく)さんとその妻、仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマ。NHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。