島田高志郎4回転トウループ初成功で3位 ランビエル氏「戦う男の顔になった」

ジュニア男子で3位になり、メダルを掲げる島田高志郎

写真を拡大

フィギュアスケート GPファイナル 第2日(7日、バンクーバー・サンダーバードスポーツセンター)

 ジュニア男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)4位の島田高志郎(17)=木下グループ=がフリー4位の140・41点、合計214・38で3位に入った。日本男子の表彰台は昨年の須本光希に続いて2年連続。「3位になれたことにはすごく驚いている。自分の演技に対しては悔しい部分の方が多い。今後は最後まで集中を切らさないことにこだわっていきたい」と話した。カナダのステファン・ゴゴレフが154・76点、合計233・58で逆転優勝。

 島田は試合で初めて4回転トウループを成功させ「練習通りにやれば降りられると思っていた。うれしい」。続く3回転半ジャンプも決めたが、最後の3回転フリップで転倒してしまった。「足にきていた。コンビネーションのことを考え過ぎて、迷ったまま行ってしまった」と反省した。

 2017年7月に拠点をスイスに移し、トリノ五輪銀メダリストのステファン・ランビエル氏に師事している。母に米を送ってもらい、自炊する日々を過ごす。鶏のささみを好んで食し、得意料理はメンチカツ。会見では流暢な英語を披露した。

 昨年の左内転筋断裂を乗り越え、ここまでたどり着いた。ランビエルコーチは「けがが彼を強くした。1年前よりも戦う男の顔になってきた」と、頼もしそうに笑った。2022年の北京五輪での活躍を期待していた。