川内優輝「私でもビックリ」吉冨博子は中1日で走る

トークショーに登壇した日本陸連の瀬古マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(左)と川内(撮影・上田悠太)

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さいたま国際マラソンの号砲を翌日に控えた8日、発着点となるさいたまスーパーアリーナ前の広場でトークショーがあり、大会サポーターの川内優輝(31=埼玉県庁)が「私よりおかしい」と、独特の言い回しで吉冨博子(34=メモリード)を激推しした。
自身も今年は11度のマラソンに挑戦するなど、ハイペースで重ねる。だが、吉冨もすごい。11月は3度のフルマラソンに出た。
吉冨は同11日の福岡で2時間30分9秒の自己新記録を出すと、同23日の大田原で2時間37分21秒。その後、何と中1日となる同25日の大阪に出場。2時間34分39秒で駆け抜けた。経歴も変わっている。鹿島実業を卒業後、実業団のサニックス入り。故障や廃部などもあり、市民ランナーとなった。その後、16年からメモリードの所属となり、再び実業団ランナーとなった。
川内は「年齢は34歳ですけど、メモリードに入ってから、メキメキ実力をつけた。今年に入ってからのマラソンの頻度がすごい。私でもビックリする。11月だけで3本走り、そのうちの1本が自己ベスト。また3日間で2回フルマラソンに出て、どっちも3位以内と尋常じゃないことをやっている。市民ランナーレベルでは連戦できる人はいても、2時間30分台での連戦。ちょっと、もう規格外です」と口にした。
今大会での、日本人3位以内の2時間29分0秒以内などが条件となる20年東京五輪の代表選考会「マラソン・グランドチャンピオンシップ」の出場権獲得にも期待を寄せていた。