片岡愛之助がインスタを初めて4カ月 フォロワー6千人に満たず苦境

片岡愛之助

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「6代目片岡愛之助です。突然ですが、インスタを始めまして候。では、See you soon!」

 8月6日、舞台をつとめていた「NARUTO-ナルト-」の衣装に身を包み、Instagramのスタートを動画で宣言したのは、歌舞伎俳優の片岡愛之助(46)。あれからおよそ4カ月、どうなったかと覗いてみると――。

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 現在、京都四条南座の「吉例顔見世興行」(12月1日〜26日)に出演中の愛之助。12月2日のインスタには、初日夜の部の「弁天娘女男白浪」を控え、弁天小僧菊之助の支度中の写真を掲載し、

〈大舞台でのこの大役、千穐楽まで日々、お客様に楽しんでいただけるよう精一杯勤めさせていただきます。See you soon.〉と結んでいる。

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片岡愛之助

 そのフォロワー数は、5942人(18年12月4日現在。以下同)――。その数を聞いて絶句するのは、とある歌舞伎評論家である。

「そんなに少ないとは……。伝統芸能である歌舞伎役者でInstagramをやっている人は限られますが、彼のことは歌舞伎ファンでなくとも知っている人が多い。ドラマ『半沢直樹』(TBS系)で注目され、藤原紀香(47)との結婚でも知名度は十分のはずなのに」

 ちなみに、Instagramで国内芸能人のフォロワーランキングはどうなっているかというと、以下の通り。

第1位  渡辺直美(31)   約848万人
第2位  ローラ(28) 約523万人
第3位  水原希子(28) 約516万人
第4位  木下優樹菜(31)約495万人
第5位  佐々木希(30) 約356万人
第6位  戸田恵梨香(30)約313万人
第7位  山田孝之(35) 約306万人
第8位  山崎賢人(24) 約305万人
第9位  有村架純(25) 約294万人
第10位 桐谷美玲(28) 約288万人

海老蔵のフォロワーは138万人

 歌舞伎界で見てみると、さすがに坂田藤十郎(86)や尾上菊五郎(76)、中村吉右衛門(74)、坂東玉三郎(68)、片岡仁左衛門(74)といった人間国宝はインスタはやっていない。

 当然、インスタをやる歌舞伎役者は、誰もが知る若手が多くなるのだが、なかでも人気?.1は市川海老蔵(41)で、フォロワー数は約138万人と断トツだ。12月2日には、ドラマ「SUITS/スーツ」(フジテレビ系)で競演している織田裕二(50)とのツーショット写真が公開されて話題となっているが、最近はもっぱら息子の勸玄くん(5)の写真が多い。

 続いて中村獅童(46)のフォロワーは約9万3200人。こちらも息子・陽喜くん(0)とのツーショットばかりとなっている。

 一方、独身の市川猿之助(43)のフォロワーは約1万1500人で、楽屋での支度や打ち上げの写真が多い。中でも10月に公開されたのは、およそ1年前の公演中に舞台のすっぽん(昇降装置)に衣装が巻き込まれて左腕を粉砕骨折する重傷を負い、搬送されているときの自撮り写真 。舞台に復帰できたいまだからこそ、公開できた写真だった。

 今年は大河ドラマ「西郷どん」(NHK)や「下町ロケット」(TBS系)に出演している尾上菊之助(41)のフォロワーは約9600人とちょっと控えめながら、ドラマの舞台裏はもちろん、子供たちとの触れ合い、もちろん本業の楽屋写真などバラエティに富んでいる。
 
 そんな中で、6000人にも満たないのが愛之助なのだ。妻の紀香はインスタはやっていない が、元カノの熊切あさ美(38)だってフォロワーは4万6000人以上もいるのである。

 前出の歌舞伎評論が言う。

「まだ始めて4カ月、インスタを始めたことをあまり知られていないのかもしれません。とはいえ、歌舞伎ファンだけでも、もっといってもよさそうなのに……」

 愛之助のインスタには初日だけで1350のフォロワーがついたようだ。開始2日目にはこう綴っている。

〈一晩で1350以上もの沢山のフォロー(8/7 朝10時半現在)皆さんの温かいコメントに驚き、そして、胸がいっぱいになりました〜!ありがとうございます!!!〉

 それが4カ月たっても5000も増えなかった。10月にはアイスのCMで、愛之助に扮したお笑い芸人「ガリットチュウ」福島善成(41)の“ニセ之助”との共演が話題になった。2人がツーショットした同じ写真をそれぞれのインスタに掲載したところ、ニセ之助に“いいね!”が3万3142件、愛之助は1118件という、どちらが本物か分からない結果に。

上方の期待を背負った愛之助

「愛之助といえば今年は、師匠で養父である片岡秀太郎さん(77)や片岡仁左衛門さんとの確執も報じられましたからね。仁左衛門さんは確執を否定しましたが、その原因とされた本業である歌舞伎以外の仕事が多くなっているのは確かです。また、その仁左衛門さんは愛之助を名指ししたわけではありませんが、『今は歌舞伎界全体があまりにも、いろんなことをやり過ぎているような気がします。もう少しみんな古典の勉強をしてほしいと思います』と若手が歌舞伎以外のことをやり過ぎることに苦言を呈したこともありました」(同・歌舞伎評論家)

 そうした批判が出るのも、愛之助が期待される存在であるからという。

「かつて、まだ上方のファンしかいなかったころに、藤十郎さんが『愛之助が大スターになってくれなければ、上方に未来はない』と語ったことがありました。いまやネイティブで関西弁を話せる上方の役者は愛之助ぐらいしかいないので、期待されていたのです。それが『半沢直樹』で知名度を上げ、さらなる飛躍が期待されているのですが、それはやはり本業の歌舞伎でなければならない。しかしながら、いま一つ上手くいっていません。12月は南座、1月は大阪松竹座での公演が続き、なかでも新春夜の部『金門五三桐』(1月2日〜26日)で石川五右衛門を演じるのが愛之助。ここでどれだけ客を集められるかが、今後の歌舞伎役者としての彼を見る意味でも重要となってきます」(同・歌舞伎評論家)

 当然、紀香女将の献身も期待されるが、彼女は彼女で翌2月は新橋演舞場での「二月競春名作喜劇公演」(2月2日〜23日)の舞台が待っている。

「どちらかといえば、東京で歌舞伎を演じることの少ない愛之助に演舞場の舞台に立ってもらいたいものですが……。彼女は花魁を演じるそうですが、また評判を落とすことになりはしないか心配です。彼女は一所懸命、梨園の女将さんとしての仕事はやっているとは思うんですけどね。紀香さんが来れば劇場はいっぱいになりますから。ただどうしても、悪目立ちしてしまうんですよ。パーティーなどでも地味な服装をしたりもしているのですが、タッパがあるだけに、どうやっても目立つんです。それで反感を買ったりもすることがあるようなのですが……」(同・歌舞伎評論家)

 愛之助のインスタには、妻である紀香は滅多に出てこない。女が嫌う女としても上位にランキングし続ける妻への反感を恐れてなのかは不明だが、この際、開き直って、さらけ出したほうが注目されるかも。

週刊新潮WEB取材班

2018年12月8日 掲載