40代医師、勤務先で変死 自分で医療用麻薬使用の疑い

 仙台市青葉区のイムス明理会仙台総合病院で1月、麻酔科医として勤務する40代の女性医師が変死していたことが、捜査関係者への取材で分かった。

 県警は、女性が自分で医療目的以外で医療用麻薬を使ったと断定し、麻薬取締法違反で容疑者死亡のまま書類送検する方針を固めた。

 捜査関係者によると、女性は1月5日朝、更衣室で倒れているのが見つかった。そばには麻酔用の鎮痛剤「フェンタニル」の空きびんと注射器が落ちていた。女性の腕に注射痕があり、体内から麻酔薬と同じ成分が検出されたことから、県警は女性が自ら注射したと判断した。女性は病気を患っており、手術で余った麻酔薬などを自身の痛み止めとして使っていたとみられるという。

 同病院は取材に「女性医師が死亡して見つかったことは間違いないが、それ以外にコメントすることはない」と話した。