仙台ジャーメイン4戦連発で初タイトル白河越えだ


軽快な動きで最終調整を行う仙台FWジャーメイン
軽快な動きで最終調整を行う仙台FWジャーメイン

ベガルタ仙台のルーキーFWジャーメイン良(23)がビッグクラブの聖地に金字塔を打ち立てる。チームは8日、仙台市紫山サッカー場で今日9日の天皇杯決勝・浦和レッズ戦へ向け非公開で最終調整を行った。5日の準決勝で3戦連続となる1ゴール2アシストで、初のファイナル進出の立役者となったジャーメインが引き続き好調をアピール。初タイトルがかかる大一番で、4戦連続となる一撃を決め、賜杯の白河の関越えに挑む。

ゴールを積み重ね、ファイナルまで導いた。横浜との4回戦(8月22日)で2点目のゴールを決め、準々決勝磐田戦(10月24日)では0-1で迎えた後半に同点ゴールを決め、PK戦勝利に持ち込んだ。準決勝山形戦(5日)は先制ゴールをダイビングボレーで決め、勢いをもたらした。

ジャーメンイン FWなので、ゴールでチームを勝利に導くことが仕事だと思う。相手の浦和はディフェンス陣に代表クラスの質の高い選手がいる。トラップの質だったり、練習から取り組んだことが少しずつ成果として出ているので(強い)相手にどこまでやれるのか、自分らしいプレーを自信を持って出していきたい。

チケットはすでに完売しており、埼スタには6万3000人超の両軍サポーターが詰めかけることが予想される。経験したことないカオスの状態で、持てる力を最大限に発揮する。

ジャーメイン 相手スタジアムの雰囲気というのもありますが、仙台からサポーターもたくさん来てくれると思う。応援してくれる人たちにいいプレーを見せて勝利を届けたい。

最終調整を行うイレブンの頭上に吉兆を運ぶ使者も訪れた。北風に乗り白鳥3羽が低空で飛来。日本最古の歴史書である古事記には、日本武尊(やまとたけるのみこと)が白鳥に成り代わって飛び立ったと記されており、古来から幸運を運ぶ鳥の象徴となっている。「それは縁起がいいですね」とジャーメイン。吉兆伝説も味方に、いざ決戦に挑む。【下田雄一】