社会の課題、起業家ら挑む 那覇で「リープデイ」イベント

「ソーシャル・イノベーション」の可能性と役割について活発な意見が交わされたイベント。(左から)新井和宏氏、田口一成氏、白石智哉氏、西村勇哉氏=8日、那覇市泉崎の琉球新報ホール

 社会課題の解決と人材育成の二つをテーマにした交流会イベント「LEAP DAY(リープデイ)」(同実行委員会主催、FROGS運営)が8日、沖縄県那覇市で開幕した。琉球新報ホールと沖縄銀行本店ホールで15プログラムがあり、国内外で活躍する起業家や投資家ら延べ50人以上が登壇し討論するほか、パレットくもじ前広場でフードイベントなども開催している。9日まで。

 スペシャルゲストセッションでは鎌倉投信の元ファンドマネジャーで9月に新会社を設立した新井和宏氏が登壇。社会課題の解決に挑む社会起業家が増えるにつれ、収益性だけでなく社会性も重視する投資家も増えている現状を報告。「利益だけを目的にしていない株主が支える会社はつぶれにくい。利益だけを考える株主は儲からないとわかった瞬間に手を引く。その違いはとても大きい」と指摘した。

 リープデイは、10年目を迎える人材育成事業「リュウキュウフロッグス」の成果発表の場として開催してきた。ことしは「沖縄から世界へ想いを発信する」祭典として成果発表に加え、起業家による新しいアイデアの提案の場や沖縄の芸能文化のパフォーマンスなどが行われ、協賛社の展示ブースなども設置されている。