三浦雄一郎さん、新成人へ「夢を見て」 南米の高地から

 南米大陸最高峰アコンカグア(標高6961メートル)の登頂とスキー滑降に挑むため、アルゼンチン入りしているプロスキーヤー三浦雄一郎さん(86)が、14日の成人の日に合わせ、新成人にメッセージを寄せた。「青春真っ盛りで人生これから。大きく大きく羽ばたける最高のチャンスだと思います。夢を見て、夢をあきらめず、夢に向かってがんばってください」とエールを送った。

 三浦さんが20歳のころは北海道大学の学生。「スキーで五輪に出たいと思っていた」と振り返る。さらに1953年5月に世界最高峰エベレストの初登頂を知ると、「いつか俺も登るのかな」と考えたという。

 それから50年が過ぎた2003年、三浦さんは70歳でエベレストに登り、さらに75歳、80歳でも登頂した。「まさか20歳のころは3回も登るとは思っていなかった」と語った。

 三浦さんは標高4200メートルのベースキャンプのプラサ・アルヘンティーナに滞在し、高度に体を慣らしている。(金子元希)