【楽天】先発ローテ入りへサバイバル 池田、西口、近藤が阪神戦で“テスト”

 楽天の先発投手陣のサバイバルが、ついに本格化する。楽天は14日、練習試合で阪神と対戦する。先発ローテ入りを目指す池田隆英投手(24)、西口直人投手(22)、近藤弘樹投手(23)の3選手が、登板予定であることが13日、分かった。池田は先発で、3投手とも2イニング以上は投げる予定。今キャンプ初の対外試合で、3人の右腕がアピールを狙う。

 チャンスをものにし、開幕ローテを奪うのは、いったい誰か。犬鷲投手陣の生存競争が本格化する。平石監督は13日、14日の阪神戦で池田ら3投手を起用すると明言。伊藤智仁1軍投手コーチ(48)は「3人とも球に力がある。その球を生かせるように」と全投手の活躍を期待した。

 開幕ローテ入りが当確なのは則本昂大投手(28)と、岸孝之投手(34)の2枚看板のみ。伊藤コーチは「残りの4枠は全員で競争することになる。(先発は)オープンワイドに募集中です」と先発候補全員の奮起を求めた。

 阪神戦で先発する池田は16年のドラフト2位。昨季は開幕ローテ入りを果たすも、シーズン中盤以降は中継ぎも経験し15試合で1勝5敗。さらなる飛躍を目指し、昨年11~12月は台湾で行われた「2018アジアウインターリーグ」で経験を積んだ。対外試合の“開幕投手”に指名された形だが「練習試合で開幕投手になっても、特別な思いはない。とにかく結果を残したい」と気合をみなぎらせた。

 近藤は17年のドラフト1位。大きな期待を受けた昨季は、未勝利に終わった。右腕は「真っすぐがあっての投手だと自分は思っている。結果を求め過ぎるのではなく、過程を大事にしたい」と語った。

 3年目の西口は昨年9月30日のオリックス戦(楽天生命)でプロ初登板初先発。大阪出身の右腕は、8回途中2失点と好投したが、直球を同点弾にされ、速い変化球の必要性を痛感した。今キャンプでは伊藤コーチの指導のもと、新球スライダーの習得に挑んでいる。「スライダーも使えたら使ってみたい」と西口。順調に調整を進めてきた各投手が“虎狩り”で開幕ローテ入りに近づく。(高橋 宏磁)