クレーム連発!「モンスター社員」完全撃退マニュアル

2/14(木) 6:00配信

 『週刊ダイヤモンド』2月16日号の第1特集は「あなたの周りのモンスター クレーマー撃退法」です。モンスタークレーマーは人手不足に悩む企業にとって、生産性を低下させる元凶になっています。店員に土下座を強要する、同僚に暴言を吐く、SNSに悪評を書き込む……そんなモンスターが急増し、理不尽な要求を突き付けられるために精神的に参ってしまう人も少なくありません。それは職場でも同様で、身の回りに一人でもモンスター社員がいれば、自分の仕事が手に付かなくなることもあります。そんな問題社員を撃退する方法を伝授します。(本記事は特集からの抜粋です)

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 「いつもその社員のことばかり考えてしまう」。社会保険労務士の村田淳氏が事務所を開いて一番初めに受けたのが、モンスター社員に悩む経営者の相談だった。

 話を聴くと、どうみても社員に非がある。しかしどう対処してよいか分からず大きなストレスとなっていた。気付くとその社員のことばかり考えていて、仕事が手に付かないのだという。心理学を学んだ村田氏には、いかにそれが深刻な問題なのかよく分かった。

 それ以来、村田氏の事務所では「モンスター社員対策ならお任せください!」とうたって、積極的に相談を受け付けてきた。「ここ半年くらいで相談が増えている」と村田氏は言う。

 モンスター社員の問題は、単に職場の空気をかき乱すだけにとどまらない。経済的な損失ももたらしているからだ。まず、モンスター社員は全く戦力にならないので、その分のコストが無駄になる。月給30万円なら人件費としては45万円程度がどぶに捨てる計算になる。また、先述の経営者のようにモンスター社員のせいで自分の仕事ができなくなると、その人が生むはずだった利益を逸することになる。嫌気が差して周りの社員が辞めてしまった場合、新たに人を採用するための費用も掛かる。一人のモンスター社員がもたらす損失額は「ざっくりだが月100万円くらいになるのではないか」(村田氏)。放置しておくにはあまりに大きな損失だ。

 では、どうすればモンスター社員の問題を解決できるのか。最も根本的な方法は、そういう人物を採用しないことだろう。

 特定社会保険労務士で『あなたの隣のモンスター社員』(文春新書)などの著書もあるフェリタス社会保険労務士法人の石川弘子氏は、面接時のモンスター社員の見分け方として、下図のようにアドバイスする。

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