1打差2位発進の上田桃子 オフにつなげた谷口徹の助言

◇国内女子◇ヨコハマタイヤPRGRレディス 初日(15日)◇土佐CC(高知)◇6228yd(パー72)

ツアー通算12勝、32歳の上田桃子が4バーディ、ノーボギーの「68」でプレー。4アンダーの2位で初日を終え「後半は1回もアプローチすることなく回れたので、きょうは危なげなかったという感じです」と振り返った。

出だし1番で残り90ydを54度のウェッジで1.5mにつけ、バーディを先行させた。前半はミドルパットが決まらず、9番では「ラインを読み間違えて外しちゃった」と1mがカップを蹴り、ストレスのたまる展開となった。

「10番(パー5)でいいバーディパットが決まって」きっかけをつかんだ。15番(パー5)をバーディとし、最終18番でも10mのバーディパットを沈め、気持ち良くあすにつなげた。

シーズン前のオフには「2日に1回くらいラウンド練習した」。これまでは練習で打ち直したり、クラブを試したりしながら回っていたが、今年は異なる意識で取り組んだ。谷口徹の助言で、試合を想定したラウンドを繰り返し「その練習が効いたのかもしれない」と分析する。

昨年12月に大阪市内のホテルで開催された谷口の「日本プロ選手権」祝勝会の後、1時間にわたり「すごくいいことをたくさん話してくれた」という。「一球をどう打てるか、一球の集中力」の大切さを教わった。

前週の開幕戦は「思いのほか、例年より緊張しなかった。14年間くらいやってきて初めて」というが、13位タイにとどまり「今までの中で一番と言ってもいいくらい悔しさが込み上げた」。一方で「この気持ちが消えていなければ、今年一年やれるなと感じた」と2007年の賞金女王は目を輝かせた。(高知県香南市/柴田雄平)