浅田飴、「戦うのど」守る 今季もトリニータをサポート コラボ商品も販売

トリニータと浅田飴のコラボ商品=浅田飴提供


 サポーターがツイッターで監督の声がれを心配するつぶやきをしたことをきっかけに、J2だった昨季の大分トリニータと10試合分のスポンサー契約を結んだ浅田飴(東京都千代田区)が、今季は看板広告を出すアドボードスポンサーになった。ホーム開幕戦があった2日からはコラボ商品「戦うのどに浅田飴」を販売。今季も監督とサポーターの声を守ろうと気合十分だ。【尾形有菜】


 チームと浅田飴がつながるきっかけは昨年8月の試合。開始直後に片野坂知宏監督の喉がかれて指示が届きにくくなり、ハーフタイム中にスタッフが観客席に行って喉あめを持っている人を探す事態に。数日後、監督の声を心配したサポーターがツイッターで「浅田飴さんがスポンサーをしてくれたら」とつぶやいた。浅田飴の喉あめ缶はトリニータのチームカラーである青色だったからだ。


 同社は公式ツイッターで反応し、チームに喉あめ90缶を届けた。片野坂監督はそれ以降、試合で常に喉あめ缶を持ち、大声で指示を出すようになったほか、浅田飴をなめて応援するサポーターも増加。同社は翌9月に残り10試合のスポンサー契約を結ぶまでになった。監督の指示がよく通るようになったことが後押しとなってチームは勝ち上り、6年ぶりのJ1昇格を決めた。


 コラボ商品はもちろん、喉あめ。トリニータの公式キャラクター「ニータン」が描かれた青のパッケージに、喉あめ18粒が入っている。値段は500円(税抜き)。ホームの試合会場やグッズ専門店「クラブトリニータ」などで販売し、売り上げの一部はチームの強化費に充てられる。J1の中で財政事情が厳しいトリニータにとって、さらなるサポートになりそうだ。


 浅田飴の堀内邦彦社長は「本業で貢献でき、大変うれしく思います。弊社も一緒に戦っていきます」とコメントしている。